あるところに一人の少女がいた。 少女は人が住まなくなり森へと姿が変わった街で一人佇んでいた。 だがもう一つの存在があった。 それは四角い車輪のついたロボットだ。 折りたたみ式の腕がついていて少女の手の届かないところにあるものを取ってくる。 どんな荒れた道も器用に登って付いて来てくれるそんなロボットだ。 「ねぇ、ハコ、アレ取れる?」 少女が指差した先に赤い木の実があった。 ピコピコとハコの瞳が光るとまるで頷くような動作をして背中に折り畳まれているアームを出した。 折りたたまれていたアームが展開されるとそれは3本の爪がついていてウィーンという音とともに少女が指さした先にある、木の上で唯一光っている赤い木の実を取ろうと伸ばした。 ハコはタイヤをキュルキュルと動かして木の根元まで移動すると何度も角度を調節して、その長いアームで必死に取ろうとする。 だがわずかに高さが足りない。 「取れないのハコ?」 キュルルルと鳴いて箱型のロボットは申し訳なさそうにうつむく。 じゃあ私が持ち上げてあげる。 少女はハコをよいしょと持ち上げると自分の胸元で抱えた。 少しよろよろとしながらもなんとか支える。 「これなら取れるでしょ」 ハコはきゅるると鳴いて頷くとアームを思いっきり伸ばした。 そうすると3本の爪がついたアームが赤い木の実をもぎ取った。 「やった、取れた」 少女は喜ぶとハコも嬉しい。 ガタガタキュウイと音を立ててアームを静かに折りたたんだ。 アームで掴んだ木の実を少女に差し出すと少女は嬉しそうに受け取った。 「綺麗赤くて丸くていい香り」 少女はいつぶりかの甘いものを手にして、それを服に軽く擦りつけて汚れを落とすとガブリとかじりついた。 「美味しい甘くて酸っぱくてでもいい香りで本当に久しぶりにこんな美味しいもの食べた」 ハコは少女が嬉しそうにしているのでそれで満足だった。 少女は赤い木の実を食べ終えるとすくっと立ち上がりハコを見る。 「それじゃハコ、次の場所までとりあえず歩いて行こうか」 少女は手を差し出すとハコもアームでその小さな手を掴んだ。 ハコもそれは嫌ではなかった。 以上までが小説だ。 とりあえず書いてみたのだが、やはり音声入力の誤変換。 これが一番大きい負担だ。 普段の口調でしゃべっていれば適切に変換してくれる Google 音声入力も少女のまねごとや、ロボットの きゅるると言...
コメント
コメントを投稿