これはひどい。 それが第一に感想だ。 機械式駐車場を構成する鉄などを侵食しないって事でCO2方式を採用したのだろうけど、地下駐車場で使うなんてナンセンスだ。 高濃度CO2は鳥の集団屠殺、鳥インフルなどの場面で使うけど、それと有る意味同じ。 穴を掘りビニールで密閉、そこに炭酸ガスを吹き込む、そうすると数秒で鳥は意識を失う。 人間も然り、ほぼ一瞬で意識を失うだろう。 それを自然換気できない地下で使うなんて、十分裁判になるレベルだ。 それにコレは一種のケチ精神に由来する悲劇だ。 地下駐車場が火災なり、もし万が一薬品などで傷んだら資産としての価値がグッと下がるというケチ精神だ。 水でも鉄は錆びるし、薬品は鉄を覆うサビ止めなどの塗膜を侵す、そういったケチ精神が人命よりも優先された結果だ。 水ならば火災を消化できるし、車などが水没する程掛けるわけではない。 下記は総務省消防局の資料だ。車両火災の所だけ取り出してサイトに乗せる。詳しく他の火災などとの比較が見たい人はページにアクセスしてくれ。 https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/h29/chapter1/section1/para1/2331.html#:~:text=%E5%B9%B3%E6%88%9028%E5%B9%B4%E4%B8%AD%E3%81%AE%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E7%81%AB%E7%81%BD%E3%81%AE%E5%87%BA%E7%81%AB%E4%BB%B6%E6%95%B0,%E3%81%84%E3%82%8B%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%AF%E9%99%A4%E3%81%8F%E3%80%82%EF%BC%89 (3)車両火災 平成28年中の車両火災の出火件数は4,053件で、前年に比べ135件(3.2%)減少、死者数は126人(放火自殺者等70人を含む。)で、前年に比べ16人(14.5%)増加、損害額(車両火災以外の火災種別に分類している車両被害は除く。)は19億9,786万円で、前年に比べ1億6,520万円(9.0%)増加している(第1-1-11表)。 第1-1-11表 車両火災の状況 画像をクリック(タップ)すると拡大表示します (備考)「火災報告」により作成 Ex